荒川鉱山(あらかわこうざん)
秋田県(あきたけん)大仙市(だいせんし)協和荒川(きょうわあらかわ)
この産地は採集禁止
産状
中期 中新世 (1740 - 1230万年前, 17.4 - 12.3 Ma)の 北ノ又沢層の泥岩, 酸性火砕岩, ドレライト 中に生成された中温熱水鉱床。 堆積年代は微化石、深成岩の年代は黒雲母のK-Ar放射年代による。
左側に坑道(観光坑道)、その手前の広場は、旧手選鉱所跡、右に見える施設は浮遊選鉱所。
産出鉱物
鉱物組み合わせ
- 石英(脈石) - シャモス石 - 黄銅鉱 - 閃亜鉛鉱
概要
主力は、銅。現在は、観光施設となっている。
沿革
- 1700年(元禄13年): 鉱床が発見される。
- 1738年(元文3年) - 1743(寛保3年): 佐竹藩が採掘。
- 1872年(明治4年): 物部長元が採掘を開始、以降所有者が転々とする。
- 1940年(昭和19年): 休山。
産地
- 亀山盛鉱山 (銅-鉛-亜鉛)
- 三川鉱山 (銅-鉛-亜鉛, 菱鉄鉱)
- 高見鉱山 (銅-鉛-亜鉛)
- 赤城根鉱山 (銅-鉛-亜鉛)
- 湯ノ沢鉱山 (鉛-亜鉛)
- 奥戸鉱山 (鉛-亜鉛)
- 荒川鉱山 (銅-亜鉛)
- 尾去沢鉱山 (銅-亜鉛)
- 佐山鉱山 (銅-亜鉛)
- 鷲之巣鉱山 (銅-亜鉛)
- 野洲鉱山 (銅)
- 高根山鉱山 (銅-亜鉛-マンガン)
- 河津鉱山 (亜鉛-金-テルル-マンガン)
- 万珠鉱山 (亜鉛)
- 寝姿山 (二酸化マンガン)
- 龍島鉱山 (炭酸マンガン)