堆積性銅鉱床 (浅海成)
化学過程(液相成長) - 水中
別名
含銅頁岩鉱床, 含銅砂岩鉱床, クッファーシーファー鉱床
生成に必要な地質環境
産状
礫岩、頁岩、砂岩、ドロマイトなどの堆積岩中に見られる層状の銅鉱床。 ザンビアとコンゴのカッパーベルト、ドイツとポーランドのクッファーシーファーなどが代表例。 海岸線に沿った浅海中で沈澱したと考えられる。堆積時の酸性度を反映して、酸化的な環境では輝銅鉱が、還元的な環境では黄銅鉱が沈澱している。
このサイトに記載のある浅海成の堆積性銅鉱床の分布。 黄色は、新第三紀と第四紀の堆積物。
鉱物組み合わせ
輝銅鉱, 斑銅鉱, 黄銅鉱、黄鉄鉱, 赤鉄鉱
鉱物組み合わせ (二次鉱物)
孔雀石, 珪孔雀石, 藍銅鉱, 赤銅鉱, 黒銅鉱, コベリン, 銅