海浜性漂砂鉱床
物理過程 - 地上
別名
海浜漂砂鉱床
生成に必要な地質環境
新第三紀と第四紀の堆積物
産状
砂浜などで海の波や潮流により、磁鉄鉱などの比重の大きい重鉱物が選択的に濃集した鉱床。
磁鉄鉱を多く含む玄武岩、安山岩、斑糲岩、かんらん岩、蛇紋岩などの岩体
を後背地として持つ現生の砂浜に見られるとともに、新成紀以降の海成層に見られることがある。
斑糲岩の岩体近くの鉱床では、チタン鉄鉱が多く含まれる。また、砂金が含まれることもある。
このサイトに記載のある海浜性漂砂鉱床の分布。黄色は、新第三紀と第四紀の堆積物の分布。
鉱物組み合わせ
磁鉄鉱, チタン鉄鉱, 苦土かんらん石, 紫蘇輝石, 苦土普通角閃石, 石英