伊豆大島(いずおおしま)
東京都(とうきょうと)大島町(おおしままち)野増(のまし)
産状
海洋性火山弧である伊豆-小笠原-マリアナ弧の最北端の伊豆大島火山のカルデラに堆積した火山礫の表面に見られる鉱物。 噴気孔のガスから直接昇華したと考えられる。 この火山礫は、カルデラを形成した6世紀 (1400年前, 1.4 ka)頃の噴火によるS2部層のもので、ソレアイト系列の玄武岩から安山岩。 伊豆大島火山は、更新世中期(37万年前, 0.37 Ma)以降活動している。 溶岩の年代は、炭素年代による。
産出鉱物
- アタカマ石
- 黒銅鉱