接触変成岩
別名
熱変成岩
概略
堆積岩などが高温のマグマと接触することにより変成を受けた変成岩。 堆積岩などにマグマが貫入して周囲を変成させる場合と、マグマ溜まり中に取り込まれた堆積岩などの岩片が変成される場合がある。 高温による再結晶とともに、多少のマグマからの物質の供給を受ける。他の変成岩が片状組織を示すのに対して、静水圧条件下に近い状態で変成するので等粒状組織を示す。 熱源のマグマが固化した深成岩岩体に近いほど変成度が高い。低圧型変成岩とは組織が異なるだけで、漸移することがあり、区別が困難な場合もある。