引田鉱山(ひきだこうざん)
栃木県(とちぎけん)鹿沼市(かぬまし)引田(ひきだ)
別名
曳田鉱山
産状
中温熱水鉱床。ジュラ紀 付加体の丹波-美濃-足尾帯のメンバーである黒保根-桐生 コンプレックスの頁岩中の鉱脈として見られる。 カオリナイトと菱鉄鉱の組み合わせが見られ、中性からアルカリの条件の熱水から生成したと考えられる。
産出鉱物
鉱物組み合わせ
- 石英(脈石) - 方鉛鉱 - 閃亜鉛鉱 - 黄鉄鉱
- 石英(脈石) - カオリナイト - 菱鉄鉱
概要
本坑、岩花坑などが知られる。
沿革
- 1938年(昭和13年): 採掘開始。
- 1945年(昭和20年): 休山。