閃亜鉛鉱 Sphalerite

幅10mm。カオリナイトに伴う閃亜鉛鉱。 へき開のはっきりした黒色の細かい粒状の部分が閃亜鉛鉱。 閃亜鉛鉱の間を埋める白色不透明な土状の部分は、カオリナイト。 灰色半透明なガラス光沢の部分は、脈石の石英。

おそらく溶結凝灰岩に伴うと思われる中温熱水鉱床の石英脈より。 暁新世前期(6500万年前, 65 Ma)の生成。

この産地の閃亜鉛鉱は、1972年(昭和47年)に初めて記載された。