閃亜鉛鉱 Sphalerite
萩平鉱山
群馬県みどり市東町小中
亜鉛の原料、カドミウムの原料、硫酸の原料
幅10mm。バラ輝石に伴う閃亜鉛鉱。
暗灰褐色の透明な凧形24面体の集合が閃亜鉛鉱。
周囲のガラス光沢の透明な部分は石英、ピンク色透明な部分はバラ輝石。
左上の淡褐色透明な結晶は満ばん柘榴石。
S型(チタン鉄鉱系列)の花崗閃緑岩により角閃石ホルンフェル相の接触変成を受けたチャート中の層状マンガン鉱床より。
白亜紀新世(9000万年前, 90 Ma)の生成。
この産地の閃亜鉛鉱は、1957年(昭和32年)に初めて記載された。
別産地の例
- 神岡鉱山 (気成スカルン, 粒状)
- 秩父鉱山 (熱水スカルン, スピネル双晶)
- 中竜鉱山 (熱水スカルン, 塊状)
- 河合鉱山 (熱水スカルン, 塊状)
- 萩平鉱山 (Mnスカルン, 粒状)
- 荒川鉱山 (熱水, 半透明)
- 河津鉱山 (熱水, 粒状)
- 三川鉱山 (熱水, 粒状)
- 佐山鉱山 (熱水, 脈状)
- 万珠鉱山 (熱水, 塊状)
- 引田鉱山 (熱水, 粒状)
- 揚ノ沢鉱山 (熱水, 塊状)
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