水酸燐灰石 Hydroxylapatite
秩父鉱山
埼玉県秩父市大滝
リンの原料
幅20mm。灰鉄輝石に伴われる水酸燐灰石。
白色不透明の六角柱状結晶が水酸燐灰石。一部塩素燐灰石も含まれるらしい。
左上の半透明な部分は石英。下や右に見える黒色粒状の部分は磁鉄鉱。
褐色の部分は褐鉄鉱の皮膜。
緑色の母岩は、一部褐鉄鉱に覆われた灰鉄輝石。
I型(磁鉄鉱系列)の石英閃緑岩の接触変成によるスカルンと複合した中低温熱水鉱床より。
中新世後期(600万年前, 6 Ma)の生成。
この産地の水酸燐灰石は、1928年(昭和3年)に初めて記載された。
Copyright (c) 2017 NariNari, All Rights Reserved.
TrekGEO www.trekgeo.net/index.htm