方解石 Calcite
コッツウォルズ地方
イギリス, イングランド
幅50 mm。方解石の粒状結晶。 貝化石を多く含む魚卵状石灰岩に、太さ15 mm程度の方解石脈が見られ、 その空隙に粒状結晶が生じている。 この母岩はコッツウォルズ ストーンの名称で、石材として利用されている。
中期 ジュラ紀の温暖な浅海の堆積物である魚卵状石灰岩中の方解石脈の空隙より。
幅50 mm。粒状結晶の見られる方解石脈の断面。 上部の透明な脈状の部分が方解石。 下側の、淡褐色の母岩には貝殻片が多く含まれていることがわかる。この面は、層理面に平行。 貝殻片は、層理面に平行に並んでいる。 貝殻以外の基質の部分は、白色球状のウーライトからなっている。