太地海岸(たいじかいがん)
和歌山県(わかやまけん)東牟婁郡(ひがしむろぐん)太地町(たいじちょう)太地(たいじ)
産状
熊野 層群、小口層の下里 砂岩泥岩層の泥岩にみられる熊野 酸性岩類の活動に伴う中温熱水鉱床の海水酸化帯。 堆積岩の割れ目に沿って鉱脈がみられる。

下里 砂岩泥岩層の泥岩中に見られる中温熱水鉱床の海水酸化帯の露頭。 コインの上の緑色の部分がパラアタカマ石の脈。黒色の母岩は泥岩で、褐色の部分は鉱床中のFeの酸化による褐鉄鉱。 泥岩中の熱水鉱床に含まれる黄銅鉱が 海水の塩素と反応することで、塩素を含む二次鉱物であるパラアタカマ石が生成している。
産出鉱物
鉱物組み合わせ
- パラアタカマ石