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高圧型変成岩

別名

高圧型変成帯

概略

ユーラシア大陸の東縁に海洋プレートの沈み込みに伴い形成された高圧型変成岩。 源岩は付加体であり、付加体の分布に沿った帯状の分布を示す。広い意味での付加体として見ることもできる。 また蛇紋岩メランジュの中にブロックとして見られる。 一般にパンペリー石アクチノ閃石相または緑色片岩相より高い変成作用を受けたものは野外で見分けやすいので、 高圧型変成岩として扱う。

Fransiscan型相系列 (高圧型)

パンペリー石アクチノ閃石相 > 青色片岩相 > エクロジャイト相

三波川型相系列 (高圧中間型)

パンペリー石アクチノ閃石相 > 緑色片岩相 > 緑簾石角閃岩相

高圧型変成岩

付加体の配列に沿って、高圧型変成岩が帯状に見られる。

水色: 周防帯と智頭帯, 緑: 三波川帯、濃緑: 神居古潭帯、茶: 常呂帯、 紫: 長崎変成岩、赤: 八重山変成岩。

ただし三波川帯は、源岩の年代の違いより、付加体である秩父帯(美濃-丹波帯)の変成部である三波川変成岩と、 同じく付加体である四万十帯の変成部である四万十変成岩に分けられている。四万十変成岩は三波川帯の中心部に広く分布し、 三波川変成岩は三波川帯の両端に薄く見られるのみ。

また、八重山変成岩は周防帯の一部、長崎変成岩は四万十変成岩の一部、 神居古潭帯と常呂帯は三波川帯の一部と考えられている。

構成メンバー

  • 周防帯 (三畳紀)
  • 智頭帯 (ジュラ紀)
  • 三波川変成帯 (白亜紀中頃)
  • 神居古潭帯 (白亜紀, 三波川帯)
  • 常呂帯 (白亜紀, 三波川帯)
  • 四万十変成帯 (白亜紀末)
  • 長崎変成岩 (白亜紀末, 四万十変成帯)
  • 八重山変成岩 (三畳紀, 周防帯)

地質環境

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