パイロクロアイト Pyrochroite

幅10mm。ハウスマン鉱に伴うパイクロアイト。 淡褐色粉状の部分が微細なパイクロアイトの結晶の集合。 暗褐色塊状の部分は微細なハウスマン鉱の結晶の集合。 白色から淡いピンク色のガラス光沢の粒状結晶は、菱マンガン鉱。

角閃岩相の広域変成とS型(チタン鉄鉱系列)の花崗閃緑岩による接触変成を受けた泥質片岩中の層状マンガン鉱床より。

この産地のパイロクロアイトは、1957年(昭和32年)に初めて記載された。