透輝石 Diopside
山梨県南巨摩郡南部町
露頭は山梨県の天然記念物
結晶の長さ20mm。透輝石の斑晶の分離結晶。
手前の小さい面: b(010)
左右の紙面に垂直な面: a(100)
左右の斜めの面: m(110)
上下の斜めな面: s(021)
花崗斑岩に貫入した玄武岩の岩脈の斑晶より。鮮新世前期(400万年前, 4 Ma)の生成。
この産地の透輝石は、普通輝石として1926年(大正15年)に初めて記載された。
結晶の長さ20mm。透輝石の双晶。上の単結晶2個が向かい合った状態で接合したもの。
手前の小さい面: b(010)
左右の紙面に垂直な面: a(100)
左右の斜めの面: m(110)
上下の斜めな面: s(021)
幅50mm。透輝石の斑晶。 緑色透明な部分が透輝石。緑色はクロムイオンによる。 上部中央に見える金色の結晶は黄鉄鉱。 母岩は岩脈をなす玄武岩。