中竜鉱山
福井県大野市上大納
幅5mm。異極鉱に乗るモリブデン鉛鉱。
黄色透明な四角板状の結晶がモリブデン鉛鉱。
モリブデン鉛鉱の下の透明な板状結晶は異極鉱。
異極鉱の上の透明な柱状結晶は、白鉛鉱。
モリブデン鉛鉱は光-音波の結合特性が非常に優れているので、音響光学結晶として応用物理の分野では人工品が多用されている。
I型(磁鉄鉱系列)の石英斑岩の接触変成によるスカルンと複合した中温熱水鉱床に伴う高温熱水鉱床の天水酸化帯の異極鉱脈の空隙より。
日本産のモリブデン鉛鉱は、1895年(明治28年)に初めてこの産地から報告された。
別産地の例
- 中竜鉱山 (熱水スカルン, 板状)
- 秩父鉱山 (熱水スカルン, 柱状)
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