スティルプノメレン Stilpnomelane

幅50mm。グリュネル閃石に伴うスティルプノメレン。 黒褐色の板状結晶の放射状集合がスティルプノメレン。 周囲の淡褐色塊状の部分は細かいグリュネル閃石の集合。 上部の黒色樹脂光沢の部分は珪灰鉄鉱。

カルデラ複合岩体のS型(チタン鉄鉱系列)の花崗岩の接触変成によるスカルンより。 中新世中頃(1400万年前, 14 Ma)の生成。

この産地のスティルプノメレンは、1955年(昭和30年)に初めて記載された。