マンガノカミントン閃石 Manganocummingtonite

幅5mm。柱状のマンガノカミントン閃石。 へき開のはっきりした白色の柱状結晶がマンガノカミントン閃石。 正確には含マンガン透閃石かもしれない。 右下の黒色の部分は風化で生じた二酸化マンガン。

曹長石緑簾石ホルンフェルス相の接触変成を受けたチャート中の層状マンガン鉱床より。 暁新世前期(6400万年前, 64 Ma)の生成。

この産地のマンガノカミントン閃石は、マンガン角閃石として1961年(昭和36年)に初めて記載された。