重晶石 Baryte
湯ノ沢鉱山
青森県平川市碇ヶ関
幅10mm。ヨルダン鉱の上に成長した重晶石。
透明な板状結晶が重晶石。周囲の母岩は白色の粘土に覆われたヨルダン鉱からなる。
カルデラ複合岩体内の流紋岩質溶結凝灰岩に伴う中温熱水鉱床の硫化物脈の空隙より。
鮮新世後期(350万年前, 3.5 Ma)の生成。
この産地の重晶石は、1896年(明治29年)に初めて記載された。
別産地の例
- 小坂鉱山 (黒鉱, 板状)
- 三川鉱山 (熱水, 板状)
- 湯ノ沢鉱山 (熱水, 板状)
- 勝山鉱山 (熱水, 厚板状)
- 高徳鉱山 (熱水, 厚板状)
- 川面鉱山 (層状Mn, 塊状)
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