高温型石英 Beta-Quartz
ラノ
アメリカ, テキサス州, ラノ郡, ラノ
正式名
高温型石英後の石英仮晶
シリコンの原料
幅:40mm。流紋岩の斑晶としてみられる高温型石英仮晶の青色の石英。 四角の粒が六角錐状の高温型石英の断面。中心部は青いが、縁の部分は透明になっている。 褐色の部分は微斜長石。 研磨面はきれいなので、ラナイト(Llanite)の名称で、石材として用いられる。
流紋岩の岩脈より。 中原生代狭帯紀(10億9300万年前, 1093 Ma)の生成。
青色は、含まれている微細な金紅石が光を散乱するため、と考えられていたが、 現在では、微細なチタン鉄鉱が原因とされている。