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緑柱石 Beryl

山の尾

茨城県桜川市真壁町

この産地は立ち入り禁止

ベリリウムの原料

緑柱石

幅150 mm。ペグマタイト中の緑柱石。 淡青色から淡緑色の六角柱状結晶が緑柱石。 緑柱石は、8個以上みえる。 白色不透明な部分は長石、灰色半透明の部分は石英。 正面の黒い板状の部分は黒雲母。

S型(チタン鉄鉱系列)の花崗岩中の緑柱石-コルンブ石サブタイプの希元素型ペグマタイトより。 暁新世中期(6000万年前, 60 Ma)の生成。

この産地の緑柱石は、1897年(明治30年)に初めて記載された。

緑柱石

幅5 mm。端面付きの緑柱石の結晶。(0001)面の他にも、錐面が見えている。

緑柱石

手前の結晶の長さ10mm。緑柱石の結晶。手前の透明な結晶は、変種のアクアマリン。

別産地の例

  • 山の尾 (NYF型ペグマタイト, アクアマリン)
  • 蛭川 (NYF型ペグマタイト, 柱状)
  • 雪入 (NYF型ペグマタイト, 柱状)
  • 妙見山 (LCT型ペグマタイト, 柱状)
  • 行者山 (気成, 柱状)
  • 福岡鉱山 (気成, 柱状)
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