パラジウム(Pd)の精製
パラジウム: Palladium
1803年、Wollaston (UK)が発見、分離。
存在比率: 0.015ppm(地殻中)
パラジウム: Palladium
1803年、Wollaston (UK)が発見、分離。
存在比率: 0.015ppm(地殻中)
砂白金、イリドスミンを熔融した鉛に加える。
白金とパラジウムは溶け、ルテニウム、オスミウム、イリジウムは残渣として残る。
鉛を硝酸に溶解するとパラジウムが溶け出す。
3Pd + 2NO3(-) + 8H(+) 3Pd(2+) + 2NO + 4H2O
硝酸溶液にヨウ化ナトリウムを添加する。
Pd(2+) + 2I(-) PdI2
沈殿したヨウ化パラジウムを塩酸で処理する。
PdI2 + HCl PdCl2 + I2 + 2H(+)
塩化パラジウムを水に溶解し、電気分解する。
PdCl2 Pd + Cl2
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