銅(Cu)の精製
銅: Cupper
太古から知られる。
存在比率: 68ppm(地殻中)
銅: Cupper
太古から知られる。
存在比率: 68ppm(地殻中)
方法1
鉱石から取り出した鉛を融点以上に保つ。
融点の高い銅が分離して浮く。
方法2
鉄との硫化物(黄銅鉱)を鉄だけが酸化される程度に空気を送り加熱する。
2CuFeS2 + 3O2 2CuS + 2FeO + 2SO2
方解石、石英、硫化鉱(黄銅鉱)を加え、1,100度に加熱する。
CuS + S(硫化鉱中) + O2 Cu2S + SO2
硫化銅は下に沈む。同時に、酸化鉄はスラグに取り込まれて分離する。
CaCO3 + SiO2 CaSiO3 + CO2
CaSiO3 + FeO + SiO2 2(Fe,Ca)SiO3
下に沈んだ硫化銅を取り出し、空気を吹き込む。
Cu2S + O2 2Cu + SO2
必要なときは、さらに硫酸と硫酸銅の溶液で電気分解する。
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