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産地リストの作成方針

標本として通用する産地を網羅することを目指しました。色々な考え方がありえますが、ここでは以下のようなガイドラインに従って産地を数えました。 数え落とし、同一産地の二重カウントなどがあると思いますが、お気づきの際にはご連絡ください。

文献
一般に公開されている雑誌に掲載された論文や報告、書籍などを参照した。
一般に公開されていない同好会発行の会報などは参照しなかった。
大きさ
ルーペで認識できる程度の大きさ以上の鉱物が記載されている産地をカウントした。
火山岩では斑晶をカウントし、石基の鉱物はカウントしなかった。ただし、非常に稀な鉱物(エニグマ石やネフェリンなど)が石基に認められる際には、それをカウントした。
変成岩中の変成鉱物は、顕微鏡的なサイズであってもカウントした。
産地名
露頭、鉱山、山、川や沢などの地名が文献に明記してあり、住所が追える産地をカウントした。
産地名の読みが記載されている場合は、それを併記した。
変成鉱物や変質鉱物は産出が広域にわたるため、地域名での記載もカウントした。
大規模な鉱山では鉱床ごとの記載もカウントした。鉱山名での記載ののち鉱床名で記載されたものについては、二重にカウントした。
改名や統合などにより同一産地にもかかわらず複数の鉱山名が存在する場合は、分かる限りそれを併記した。
産地名が地名の場合は、場所の名前とともに県および地域名を分かる限り併記した。
記載年
最初に文献に記載された年をカウントした。
一度記載されたのち否定されたものや、他の鉱物として再記載されたものは、その旨を併記した。