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輝安鉱 (写真), スティブナイト

きあんこう

Stibnite

発見年: 1832年 (世界), 1875年 (日本)

産地リスト: 輝安鉱の産地 (312ヶ所)

• Sb₂S₃
• [Sb³⁺₂][S₃]^6-

• 分類: 輝安鉱グループ
• 分類: 硫化鉱物
• 溶解: 塩酸
• セルバンテス石に変質する。
• 置換仮晶: 黄安華に置換される。
• ベルチェ鉱との区別: ライター等で546度以上に熱して輝安鉱を溶融した球は磁力がないが、ベルチェ鉱は磁力がある。
• ベルチェ鉱との区別: 輝安鉱は錆びにくいが、ベルチェ鉱の表面は虹色に錆びやすい。

• 多形: メタ輝安鉱 (非晶質)

• Sb₂ => AsSb: ゲッチェル鉱

• Sb => Bi: 輝蒼鉛鉱
• Sb => As: 石黄
• Sb => Sn: Ottemannite
• Sb => Cr: Schreibersite
• Sb => Rh: バウィー鉱
• Sb => Ir: 硫イリジウム鉱

• S₃ => AsS₂: 硫砒安鉱

• S => Se: Antimonselite
• S => Te: テルルアンチモニー

• 色彩: 淡青を帯びた明灰
• 変色: 黒灰
• 条痕: 明灰
• 光沢: 金属
• 透過: 不透明

• 晶癖: [001]に伸びた柱状, 針状, 板状
• 集合: 放射状, 並柱状
• 条線: [001]

• 劈開: {010}1方向完全, {100}{110}3方向不完全
• 硬度: 2
• 比重: 4.6

• 晶系: 斜方
• 対称: mmm, Pbnm
• 格子: a=11.2, b=11.3, c=3.8

語源: ギリシャ語のstibi (アンチモン)