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カオリナイト

Kaolinite [略語 Kln ]

発見年: 1637年 (中国, Gaoling鉱山), 1901年 (日本)

産地リスト: カオリナイトの産地 (1,178ヶ所)

• Al₂Si₂O₅(OH)₄
• [Al³⁺₂][(OH)₄|Si₂O₅]^6-

• 分類: カオリナイト サブグループ < 蛇紋石-カオリン グループ
• 分類: フィロ珪酸塩 - 水酸化
• 多型は独立鉱物種とはしないが、粘土鉱物は例外。
• ディッカイトより低温で生成する。
• 溶解: 塩酸 (分解する)
• 磁性: 反磁性
• 沈澱仮晶: 灰重石を置換する。

• 多形: ハロイサイト-7Å (単斜)

• 色彩: 白, 淡褐
• 条痕: 白
• 光沢: 蝋
• 透過: 半透明-不透明

• 晶癖: 土状, 微細な六角板状

• 劈開: {001}1方向完全
• 硬度: 2-2.5
• 比重: 2.6

• 晶系: 単斜 (1Md, 2M₁, ディッカイト), 単斜 (2M₂, ナクライト), 三斜 (A, カオリナイト) (積層タイプの多型)
• 対称: 1, P1
• 格子: a=5.1, b=8.9, c=7.3, α=90.0, β=104.5, γ=89.8

語源: 中国の江西省の高陵村 (Kauling)

別名: カオリン, カオリン石, 高陵石 (こうりょうせき), 高陵土 (こうりょうど)