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加水重石華, ハイドロタングスタイト

かすいじゅうせきか

Hydrotungstite

発見年: 1944年 (ボリビア, San Antonio de Calacalani鉱山), 1981年 (日本)

産地リスト: 加水重石華の産地 (1ヶ所)

• WO₂(OH)₂・H₂O
• [W⁶⁺][(OH)₂|O₂]^6-・H₂O

• 分類: 酸化 - 水酸化 - 水和物
• 非常に不安定。保管サンプルはほぼ全て脱水分解して重石華になる。
• 灰重石の変質で生成する。

• 多形: Meymacite (非晶質)

• 2H₂O => 0.5H₂O: ハイドロケノエルスモレアイト
• 2H₂O => H₂O: 重石華

• 色彩: 暗緑
• 変色: 黄, 重石華やハイドロケノエルスモレアイトより明るい。
• 条痕: 緑黄
• 光沢: ガラス

• 劈開: {010}1方向不明瞭
• 硬度: 2
• 比重: 4.6

• 晶系: 単斜
• 対称: 2/m, P2/m
• 格子: a=7.5, b=6.9, c=3.7, β=90.5