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灰礬柘榴石 (写真), グロシュラー

かいばんざくろいし

Grossular [略語 Grs, Hbs, Hgr ]

発見年: 1808年 (ロシア, Akhtaragda河口), 1891年 (日本)

産地リスト: 灰礬柘榴石の産地 (265ヶ所)

• Ca₃Al₂(SiO₄)₃
• [Ca²⁺₃][Al³⁺₂][(SiO₄)₃]^12-

• 分類: ウグランダイト サブグループ < 柘榴石グループ < 柘榴石族
• 分類: ネソ珪酸塩
• 変種: ヒブシュ柘榴石 (+OH)
• 変種: 加水灰礬柘榴石 (+H₂O)
• 不溶: 塩酸
• 蛍光: UV励起 (まれに, オレンジ)

• Ca => Fe: 鉄ばん柘榴石
• Ca => Mg: 苦ばん柘榴石 (系列)
• Ca => Mn: 満ばん柘榴石

• Al => Fe: 灰鉄柘榴石 (系列)
• Al => V: 灰バナジン柘榴石
• Al => Cr: 灰クロム柘榴石 (系列)
• Al => (Ti,Fe): 森本柘榴石
• Al => Zr: Kimzeyite

• SiO₄ => (OH)₄: 加藤石 (系列)

• 色彩: 褐, 白, 灰, 緑など
• 条痕: 白, 淡褐
• 光沢: ガラス
• 透過: 透明-半透明

• 晶癖: 24面体, 12面体

• 劈開: なし, {110}4方向裂開
• 硬度: 6.5-7
• 比重: 3.6

• 晶系: 立方
• 対称: m3m, Ia3d
• 格子: a=11.9

語源: grossularia (西洋スグリ)

別名: 灰礬石榴石 (かいばんざくろいし), グロシュラライト (Grossularite),