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蛍石 (写真), フルオライト

ほたるいし

Fluorite [略語 Fl ]

発見年: 1797年 (チェコ, Jáchymov (St Joachimsthal), 及びドイツ, Breitenbrunn), 1877年 (日本)

産地リスト: 蛍石の産地 (383ヶ所)

• CaF₂
• [Ca²⁺][F₂]^2-

• 分類: 蛍石グループ
• 分類: フッ化
• 変種: イットロ蛍石(いっとろほたるいし), イットロフルオライト(Yttrofluorite) (+Y)
• 溶解: 水 (わずかに), 熱塩酸, 硫酸 (分解する)
• 蛍光: UV励起 (青, Erによる), 燐光, 熱発光, 摩擦発光
• 耐光性: 光により退色 (まれ)
• 置換仮晶: 苦灰石に置換される。

• Ca => Ba: Frankdicksonite

• 色彩: 淡紫, 淡緑, 無
• 条痕: 白
• 光沢: ガラス
• 透過: 透明

• 晶癖: 8面体, 6面体

• 劈開: {111}4方向完全
• 硬度: 4
• 比重: 3.2

• 晶系: 立方
• 対称: m3m, Fm3m
• 格子: a=5.5

語源: ラテン語のfluere (流れる)。鉄などの精錬時に融材として用いるので。