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緑閃石 (写真), アクチノ閃石, アクチノライト
りょくせんせき, あくちのせんせき
Actinolite [略語 Act ]
発見年: 1794年 (世界), 1885年 (日本)
産地リスト: 緑閃石の産地 (688ヶ所)
- Ca2Mg5Si8O22(OH)2
- (Ca,Na)2(Mg,Fe2+,Al,Fe3+,Mn)5(Si,Al)8O22(OH)2, ただし Mg/(Mg+Fe)=0.5-0.9
- [][Ca2+2][Mg2+5][(OH)2|(Si4O11)2]14-
- Mg/(Mg+Fe)=0-0.5: 鉄緑閃石 (系列)
- Mg/(Mg+Fe)=0.9-1.0: 透閃石 (系列)
- Ca2 => CaMn: Parvo-manganotremolite
- 色彩: 緑-淡緑
- 条痕: 白
- 光沢: ガラス
- 透過: 透明-半透明
- 晶癖: 柱状, 針状, 刃状, 繊維状
- 集合: 並柱状, 放射状
- 双晶: {100}
- 劈開: {110}2方向(120度)完全
- 硬度: 5.5
- 比重: 3.0
- 晶系: 単斜
- 対称: 2/m, B2/m,C2/m
- 格子: a=9.9, b=18.2, c=5.3, β=104.6
語源: ギリシャ語のaktis (光線)
別名: 透緑閃石 (とうりょくせんせき), 陽起石 (ようきせき)