ポドザミテス ラインイイ
Podozamites reinii Geyler.
福井県(ふくいけん)大野市(おおのし)下大納(しもおおのう)
中生代 ジュラ紀新世 ティトン期前期-中期 (1億5000万年前, 150 Ma)
分類
植物界, 球果植物門, マツ網, マツ目, マキ科
幅50mm。ポドザミテスの楕円形の丸い葉。ポドザミテスは絶滅種で、広い葉を持つ針葉樹。 マキ科のナギに近い種類と考えられている。 手取層群のジュラ紀新世 ティトン期前期-中期 (1億5000万年前, 150 Ma)の九頭竜亜層群に含まれる砂質泥岩より。 九頭竜亜層群は、浅海性の堆積物。 この露頭付近は、従来ジュラ紀中世のバース期-カローブ期 (1億650万年前, 165 Ma)の九頭竜亜層群上部の貝皿層と考えられていたが、 アンモノイド化石であるParapallasiceras sp.が発見されたことより黒当戸層である可能性が高くなっている。