水やり回数の多い育て方
- 春, 夏, 秋 -
栽培地の基本情報
[ 夏季 ] 気温: 22.1 - 31.2 度 (平均 26.1 度), 湿度: 70 - 80 %
[ 冬季 ] 気温: -2.1 - 9.2 度 (平均3.2 度), 湿度: 40 - 60 %
年間スケジュール (水やり回数の多い育て方)
[ 春, 夏, 秋: 夜間気温10度以上 ] 屋外, 夕方霧吹き, 春と秋に1-2回液肥
[ 冬: 夜間気温10度以下 ] 昼間のみ屋外, 朝方霧吹き
[ 厳冬: 日中気温10度以下 ] 終日屋内, 昼間は室内灯点灯, 朝方霧吹き
置き場所
風通しの良いベランダや出窓。通風を好む種類や暑さを嫌う種類は、目の粗い藤製のカゴに入れて吊るすか、直接物干しざおからつるす。 それ以外の種類は、隙間が多く風の通る棚などに置く。出窓の場合は、昼間は極力窓を開けて通風する。 コンクリートの床などのように夏季に温度が高くなるような場所や、また照り返しが強い場所の床面の近くに植物を置くのは避け、 目の粗いワイヤーラックなどに置いたり壁面や物干しざおから吊り下げて床面から離すようにする。 ただし、鉄製のワイヤーラックなどでは、ラック自体が高温になり植物が焼ける場合があるので、 木製や藤製などを選択する。
日照
直射日光は、朝夕の数時間のみ当たる程度で、他の時間は半日陰。 または、木陰などの木漏れ日が当たる環境。
霧吹き
毎日行う。夕方日が落ちてから霧吹きまたはシャワー。完全に植物が濡れる程度までたっぷりと与える。 特に湿度の高い時期は、植物の株元に水がたまらないように、ひっくり返して水を払う。
施肥
春および秋、それぞれ1-2回肥料を与える。液体肥料を1,000倍程度に薄めて、霧吹きの水に混ぜる。
荒天時
1日程度であればそのまま雨にあてる。数日以上の長雨や暴風雨のときは屋内にとりこんでやりすごす。 飛ばされる程風が強い場合も、屋内に取り込む。