慎重なディッピング
Careful dipping
乾燥した条件。成長点に水がかかると成長点が枯れる多湿に弱い植物に適用する。
成長点や葉の内側の根元を濡らさないように注意して短時間だけ軽く浸し、逆さまに自然乾燥する。
[ ディッピング ] 数秒 - 10秒程度、成長点や葉の根元が濡れないように、上下逆さまの状態で葉のみ水につけ、すぐ引き上げる。
[ 間隔 ] 4 - 5日に一度。
[ 時間帯 ] 夜間、日没後から日の出前。冬季など水温が低くて日中に行う場合は、日陰で行う。
[ 水 ] 新鮮な水道水など。2回に一度くらいは、薄めた液体肥料を入れても良い。
[ 水温 ] 15℃以下の低温、25℃以上の高温は避ける。
[ 乾燥 ] 成長点や葉の内側の根元に水がかからないように、すぐに上下逆さまの状態で日陰の網の上に置いて自然乾燥する。通常1時間から6時間程度で完全に乾燥する。
[ 注意点 ]
成長点や葉の内側の根元には水がかからないようにする。葉を伝って水が成長点や葉の内側の根元にたまらないように、水やりおよび乾燥の間を通して上下逆さまにする。
水やりして濡れている植物は、半日ほど日陰で完全に乾かす。濡れている状態で強い光に当たると葉が回復不能なダメージを受ける。