ティランジア生活史
開花
花は紫の筒状花が基本ですが、種によって白・緑・赤・ピンクなど色々な色もあります。
種鞘
開花後、受粉すると硬い実鞘を作ります。結構簡単に自家受粉して実を作ります。また、雑種も簡単にできてしまいます。
花序
花は株の中心につくもの、1本の花序が出るもの、花序が分岐するものなど様々です。
子株
開花後、一般に1〜2本の子株を出します。子株からの成長は早く1年くらいで成体になり開花します。開花せずにやたら子株を出して増殖しまくる種類もあります。
種散布
種鞘がはじけると、種をまきちらします。
紅化
開花が近づくと葉が赤く染まるもの、開花に関係なく赤くなるもの、まず赤くならないもの、など色々です。赤くなるものは、陽がより良く当たる方がよりきれいに赤くなります。
成体
成熟した時の大きさは、種類によて5mmから1mくらいまで様々です。葉の表面に白い鱗毛のつく銀葉系、ほとんどない緑葉系、その中間の半銀葉系に分けられます。緑葉系には、若いときだけ銀葉系のものもあります。
種
たんぽぽのような綿毛のついた種で、風に乗って簡単に飛びます。水がつくと、綿毛がからんでどこにでも取り付きます。
若苗
綿毛がまだ絡みついているのが分かります。
根
固定するために周りに絡みつきます。