[ トップ ] [ English ]

大塩 火砕流堆積物 加藤ほか, 1989

おおしお

Oshio Pyroclastic Flow Deposit Kato et al., 1989

別名 (無効): 社 タフ・礫岩部層 (やしろ), 社 礫岩凝灰岩部層, 社 凝灰岩礫岩部層

茅野地域の大塩 火砕流堆積物 (河内ほか, 1967)とは別の地質体

• 模式地: 長野県 大町市 美麻 大塩 (おおしお) - 宮ノ脇 (みやのわき)
• テフラ
• 鮮新世 (2.4, 2.0 Ma, K-Ar)

• 岩相: 黒雲母 流紋岩 火山灰流堆積物
• 岩相 (少量): 礫岩, 砂岩, 泥岩, 石炭
• 堆積構造 (少量): 斜交層理

• 層厚: 200 - 800 m以上
• 上限: 整合 (日野 部層), 不整合 (新行 礫層, 大町 テフラ)
• 下限: 不整合 (美麻 累層, 太郎山 安山岩)

------ 整合, ~~~~~~ 不整合, ~~~--- 部分不整合, '''/,, 指交, :::::: 断層, /--/-- 衝上断層, +__+__ 地表, ?--?-- 不明

• 分布: 長野県 大町市 大塩 (おおしお) - 宮ノ脇 (みやのわき) - 権現山 (ごんげんやま) - 相川 (あいかわ) - 常光寺 (じょうこうじ) - 大平 (おおだいら)
• 化石: 貝 (Anodonta sp.), 植物 (Metasequoia sp., Salix sp.)

• 加藤ほか (1989) 大町地域の地質, 地域地質研究報告 (5万分の1地質図幅), 地質調査所, 111p.
• 加藤と佐藤 (1983) 信濃池田地域の地質, 地域地質研究報告 (5万分の1地質図幅), 地質調査所, 93p.