[ トップ ] [ English ]

逗子層 (渡辺, 1925) 三梨ほか, 1979

ずし

Zushi Formation (Watanabe, 1925) Minashi et al., 1979

別名 (無効): 逗子 泥岩層, 逗子 頁岩層, 逗子 シルト岩層

• 模式地: 神奈川県 逗子市 山の根 (やまのね)
• 整然層
• 後期 中新世 (6.3 - 5.0 Ma, FT, K-Ar)
• 対比: 清澄層, 天津層 上部
• 対比 (上部): 初声層
• 対比 (下部): 三崎層

• 堆積相: 海
• 堆積相: 前弧海盆地 堆積物
• 水深: 上部 - 中部 漸深海 (有孔虫)
• 水深: 500 - 2,000 m (有孔虫)
• 岩相: 泥岩
• 岩相 (少量): 砂岩, 凝灰岩

• 層厚: 約1,000 - 1,500 m
• 上限: 漸移 (池子層), 整合, 一部不整合 (鷹取山 火砕岩部層), 断層 (神武寺 火砕岩泥岩部層)
• 下限: 田越川不整合 (たごえがわ, 葉山 層群)

------ 整合, ~~~~~~ 不整合, ~~~--- 部分不整合, '''/,, 指交, :::::: 断層, /--/-- 衝上断層, +__+__ 地表, ?--?-- 不明

• 分布: 神奈川県 逗子市 山の根 (やまのね), 神奈川県 三浦郡 葉山町 久留和 (くるわ) - 長者ヶ崎 (ちょうじゃがさき), 神奈川県 横須賀市 大楠山 (おおぐすやま) - 久里浜 千駄岬 (せんだ みさき), 神奈川県 鎌倉市 (かまくら)
• 化石: 海綿 (Makiyama chitanii), 有孔虫
• 化石: 逗子動物群
• テフラ: Ok, Bg, Hk, Nt

• 高橋ほか (2016) 地質学雑誌, vol.122, no.8, pp.375-395, DOI
• 江藤ほか (1998) 横須賀地域の地質, 地域地質研究報告 (5万分の1地質図幅), 地質調査所, 128p.