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グリュネル閃石, グリュネライト

ぐりゅねるせんせき

Grunerite [略語 Gru ]

発見年: 1853年 (フランス, Sarvengude ravine), 1894年 (日本)

産地リスト: グリュネル閃石の産地 (18ヶ所)

• Fe₇Si₈O₂₂(OH)₂
• [][Fe²⁺₂][Fe²⁺₅][(OH)₂|(Si₄O₁₁)₂]^14-

• 分類: Mg-Fe-Mn角閃石サブグループ < w(OH,F,Cl)角閃石グループ < 角閃石族
• 分類: イノ珪酸塩 (二重鎖) - 水酸化
• 石綿と呼ばれる鉱物の一つ。

• 多形: 鉄直閃石 (斜方), プロト鉄直閃石 (斜方)

• Fe => Mg: 直閃石, カミントン閃石, プロト直閃石

• Fe₂ => Mn₂: マンガノグリュネル閃石, プロト鉄末野閃石
• Fe₂ => Ca₂: 鉄緑閃石
• Fe₂ => Na₂: リーベック閃石

• 色彩: 褐, 褐緑
• 条痕: 無
• 光沢: ガラス
• 透過: 半透明-不透明

• 晶癖: 繊維状, 柱状

• 劈開: {110}2方向(120度)完全, 1方向明瞭
• 硬度: 5-6
• 比重: 3.5

• 晶系: 単斜
• 対称: 2/m, C2/m
• 格子: a=9.6, b=18.2, c=5.3, β=102.1

別名: 茶石綿 (ちゃせきめん), アモサイト (Amosite)