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胆礬, 膽礬, カルカンサイト

たんばん

Chalcanthite

発見年: 1826年 (チリ, Chuquicamata鉱山), 1894年 (日本)

産地リスト: 胆礬の産地 (57ヶ所)

• CuSO₄・5H₂O
• [Cu(H₂O)₄]²⁺[SO₄]^2-・H₂O

• 分類: 胆礬グループ
• 分類: 硫酸塩 - 水和物
• 溶解: 水
• 不溶: 塩酸
• 脱水分解して粉末になる。
• ブース石の脱水分解で生成する。
• pH 3.5-4.0で生成。pH 4.0以上ではアントレル鉱が安定。
• より還元的な環境では輝銅鉱が生成する。

• Cu => Mn: 上国石
• Cu => Mg: Pentahydrite
• Cu => Fe: シデロティル

• 5H₂O => H₂O: Poitevinite
• 5H₂O => 3H₂O: Bonattite
• 5H₂O => 7H₂O: ブース石

• 色彩: 青-緑
• 条痕: 白
• 光沢: ガラス
• 透過: 透明-半透明

• 晶癖: 厚板状
• 集合: 鍾乳状

• 劈開: {110}{111}2方向不明瞭
• 硬度: 2.5
• 比重: 2.3

• 晶系: 三斜
• 対称: (-1), P(-1)
• 格子: a=6.1, b=10.7, c=6.0, α=97.6, β=107.2, γ=77.6