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権田層 (田中, 1955) 長森ほか, 2003

ごんだ

Gonda Formation (Tanaka, 1955) Nagamori et al., 2003

別名 (無効): 権田 砂岩礫岩部層, 権田 砂岩礫岩層, 信級 砂岩層 (しんきゅう)

柵層の部層として扱われたこともある。

• 模式地: 長野県 長野市 信州新町 権田 太田川 (だいた)
• 整然層
• 後期 中新世 - 鮮新世

• 堆積相: 海
• 岩相: 砂岩
• 岩相 (少量): 泥岩, 礫岩, 凝灰岩
• 堆積構造: 級化層理, ハンモック状 斜交層理, チャネル構造

• 層厚: 20 - 2,200 m以上
• 上限: 整合, 一部指交 (高府層)
• 下限: 整合 (論地層)

------ 整合, ~~~~~~ 不整合, ~~~--- 部分不整合, '''/,, 指交, :::::: 断層, /--/-- 衝上断層, +__+__ 地表, ?--?-- 不明

• 分布: 長野県 長野市 信州新町 権田 太田川 (だいた), 長野県 長野市 鬼無里 四角面 (しかくめん) - 砂鉢山 (すなはちやま), 長野県 上水内郡 小川村 初引 久米子橋の土尻川 (どじりがわ), 長野県 上水内郡 小川村 李平 (すももだいら)
• 化石: サメ (Isurus escheri)
• 化石 (前期 柵 動物群): Anadara amicula, Corbicula sp., Glycymeris minochiensis, Ostrea gigas, Panomya simotomensis, Patinopecten yamasakii, Turritella cf. saishuensis

• 関と保柳 (2015) 地質学雑誌, vol.121, no.8, pp.279-292, DOI
• 田辺 (2015) 地質学雑誌, vol.121, no.8, pp.265-278, DOI
• 長森ほか (2003) 戸隠地域の地質, 地域地質研究報告 (5万分の1地質図幅), 産総研 地質調査総合センター, 109p.
• 中野ほか (2002) 白馬岳地域の地質, 地域地質研究報告 (5万分の1地質図幅), 産総研 地質調査総合センター, 105p.
• 加藤ほか (1989) 大町地域の地質, 地域地質研究報告 (5万分の1地質図幅), 地質調査所, 111p.