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透輝石 (写真), ダイオプサイド

とうきせき

Diopside [略語 Di ]

発見年: 1806年 (世界), 1904年 (日本)

産地リスト: 透輝石の産地 (658ヶ所)

• CaMgSi₂O₆

• [Ca²⁺][Mg²⁺][(SiO₃)₂]^4-

• Ca/(Mg+Fe+Ca)=0.45-0.5

• 分類: Ca-Mg-Fe輝石グループ < 輝石族
• 分類: イノ珪酸塩 (単鎖)
• 変種: 異剥輝石
• 変種: サーラ輝石(さーらきせき), サーライト(Salite) (+Fe)
• 変種: ビオラン (Violan) (+Mn, 紫)
• 変種: マラコライト(Malacolite), ムッサイト(Mussite) ({001}に裂開)
• 不溶: 塩酸
• 蛍光: 短UV励起 (青-白)
• 置換仮晶: ジンクシル石に置換される。

• Ca/(Mg+Fe+Ca) < 0.45: 普通輝石
• Ca/(Mg+Fe+Ca) > 0.5: 珪灰石

• Mg => Fe: 灰鉄輝石 (系列)
• Mg => Mn: ヨハンセン輝石 (系列)
• Mg => Zn: Petedunnite

• 色彩: 白, 淡緑
• 条痕: 白
• 光沢: ガラス
• 透過: 透明-不透明

• 晶癖: 板状

• 劈開: {110}2方向(90度)完全, {100}1方向裂開
• 硬度: 5.5-6.5
• 比重: 3.3

• 晶系: 単斜
• 対称: 2/m, C2/c
• 格子: a=9.7, b=8.9, c=5.3, β=105.8

語源: ギリシャ語のdiaopsomai (良く透過して見える)

別名: アラライト, バイカライト, カナアナイト, フェドロバイト, ラブロファイト, ラブロバイト, リューコジャイト