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アンチゴライト (写真)

Antigorite [略語 Atg ]

発見年: 1840年 (イタリア, Antigorio谷, およびスイス, Geisspfad地域), 1926年 (日本)

産地リスト: アンチゴライトの産地 (191ヶ所)

• Mg₃Si₂O₅(OH)₄
• (Mg,Fe²⁺)₃Si₂O₅(OH)₄
• Mg²⁺₃[(OH)₄|Si₂O₅]^6-
• 波状の超構造を持つ板状構造

• 分類: 1:1型, ストライプ状四面体 < 変調層状含水 < フィロ珪酸塩サブグループ < 珪酸塩グループ
• 分類: フィロ珪酸塩 - 水酸化
• 溶解: 塩酸 (ゲル状残渣)
• リザード石より高温の75度以上で生成

• 多形: クリソタイル (単斜), リザード石 (75度以下, 三斜)

• Mg => Mn: カリオピライト
• Mg => Ni: ヌポア石
• Mg => Fe: グリーナ石

• 色彩: 緑
• 条痕: 淡緑
• 光沢: ガラス
• 透過: 半透明

• 晶癖: 板状

• 劈開: {001}1方向良好
• 硬度: 3.5-4
• 比重: 2.5

• 晶系: 単斜
• 対称: m, Cm
• 格子: a=43.5, b=9.3, c=7.3, β=91.1

• 非共存: 石英

別名: 葉蛇紋石 (ようじゃもんせき), 板温石 (ばんおんせき), 硬蛇紋石 (こうじゃもんせき), ピクロライト (Picrolite)